広島安佐南区のキックボクシングジム|RISUS(リーゾス)インナーマッスル!
2024/02/02
インナーマッスルという言葉を聞いたことがあると思います。日本語では深層筋と言い身体の深部に位置する筋肉で、一般的には腹部の奥にあるというイメージの方が多いようですが、実は全身に存在します。インナーマッスルの逆にアウターマッスル(表層筋)というものもあり、一般的に筋肉と言うときはこちらを指していることが多いです。ではこのインナーマッスル・アウターマッスルは何が違うのかというと、インナーマッスルは体積が小さく発揮力が弱い筋肉が多く、身体の関節の安定性を高める役割であることが多く、アウターマッスルは逆に大きく発揮力も強く、関節を動かす役割を持つことが多いですが、必ずしも全ての筋がそうとも限りませんがざっくりとした認識には十分だと思います。車で例えると部品を留めているボルトなんかがインナーマッスルというイメージです。
このインナーマッスル・アウターマッスルが適度にバランスを保つ事で、怪我のリスクも少なくパフォーマンスの高い身体が維持できるのですが、インナーマッスルの筋力が極端に低下すると、日常生活の中でも不具合が生じますし、トレーニングをしていてインナーマッスルは衰えていないものの、アウターマッスルの出力が強すぎても怪我の原因になる事もあります。冗談交じりによく言うのが「軽自動車の車体にスポーツカーのエンジンで走ったら車体が壊れますよね」なんて言いますが、トレーニング強度に応じて関節の安定性も上げていかなければなりません。
そこでインナーマッスルを鍛えよう!ということになってくるのですが、アウターマッスルと別々に働いているわけではないので、トレーニング初級の無理のない難易度や負荷の時は一緒に鍛えられていると思って大丈夫です、ただし正しいフォームを崩さない事、途中でフォームが保てない時点で難易度か負荷が合っていません。トレーニングに慣れてきて難易度や負荷が上がってくるとアウターマッスルの出力も強くなってくるので要注意、フォームを正しく行っても関節への負担はゼロではありません。特に高重量でトレーニングされる方は軽い重量からウォームアップをして、関節や筋を温めると同時にインナーマッスルの緊張を高め関節の安定を上げてから高重量に挑みましょう。過去のケガなどで特に気になる部位はチューブトレーニングなどでさらに重点的にアプローチをしてもいいかもしれません。アップでのセットの組み方やチューブを使ったトレーニングも案内可能なのでいつでも質問ください。
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