広島安佐南区のキックボクシングジム｜RISUS（リーゾス）塩分の取りすぎにはご注意を！

　さあ先週に続きミネラルを簡単にご紹介します。

　まずはナトリウム（Na）クロール（Cl）簡単に言うと食塩です、塩分の取りすぎは高血圧や心不全を引き起こしますがこれは塩分によって体液量が左右されるからです。体内の塩分が増えると塩分濃度を保つために水分が必要になります、塩辛いものを食べると喉が渇くのはこのためです。すると大量の血液を身体に流さないといけないので心臓や血管に負担がかかります。よって十分な水分補給や塩分を控えることが重要になります、特に我々日本人の和食には塩分が多いので少しでも減塩を心がけてみてください。ただし逆に言うと塩分不足は身体の水分の維持に影響するので真夏の汗のかきすぎには要注意！水分だけでなく適度に塩分も補給しましょう。

　次にカリウム（K）は様々な食材に含まれており、先ほどのナトリウムを体外へ出す働きをします、よって女性ならむくみの改善などに良いでしょう、しかし過剰に摂取しすぎると腎臓に高カリウム血症ができたり、不足すると致死的な不整脈が発生したりするらしいので多すぎも少なすぎも良くありません。

　リン（P）は先週のカルシウムとともに骨を形成するミネラル、リンはタンパク質1ｇあたり15mgほど含まれているので、タンパク質と同時に摂取することができます。

　このようにミネラルは過剰摂取も不足も良くないのでバランスの良い食生活がいかに重要か分かりますね。次週は貧血の元、鉄（Fe）を含め数種類のミネラルをご紹介します。